Q&A
てんかん
生理痛が酷く、毎月、不穏な状態が2週間程度続き、家族も疲れている。
健常者からすれば、生理は当たり前のことですが、重度の利用者さんにとってみれば、それが何を意味するのか分からないまま過ごす2週間の本人の苦しみを考えると、医療の助けが必要。
そこで、御家族に対して、「現在は副作用の少ない定量ピルがあり、お母さん方からすれば抵抗が強いかもしれませんが、本人の苦しみを取り除く事が一番の目的なので・・・」と説明する事で、婦人科の受診を決めました。勿論、同行させて頂き、医師に説明すると、「障害を持たれた方に処方した事はありませんが、困り感が強ければ対応しましょう」と内服治療が始まりました。
現在(令和6年7月)一年前に比べると、本人の困り感は減少していますが、不調時の混乱は期間は短くなったものの、引き続き、不眠、混乱は継続している為、引き続き定期受診を繰り返しながら、御家族、医師、我々で共有しながら、本人の困り感を減少させたいと思っています。