Q&A
毎日、色々な所へ電話をして苦情が挙がっています。電話を減らす為にはどうすればいいですか?
ますは、何故電話をするのかを知る必要があります。不安になると電話をかける方の場合、色々な場所へ電話をしてしまいます。その度に怒られたり、約束を守るように
と酷く注意を受けたりしてしまいます。
今回の事例については一日30件以上、休みの日は100件を超える電話を色々な方へかけていた事例です。そもそも何故電話をかけるかですが、この方の場合、日中を過ごす場所で適切な支援を受けておらず、色々な情報が気になり、その事が解決できずに不安のまま帰宅し、あらゆる場所へ電話をするようになっていました。
その事業所には通うことが出来なくなり、そしあるへ来るようになりましたが、まずは、「✖」ばかりだった物の中に「○」を追加しながら様子を観るようにしました。
✖は家族以外の場所への電話を禁止
○は安藤の電話には毎日20時に電話しても大丈夫。
のルールを作り、実施してきた結果。本人が気になる事が解決できないまま日が過ぎると電話の回数が増える傾向があった為、一日一日本人の気になる事について本人が理解できるよう説明する事で徐々に他の場所への電話は劇的に減少しました。
現在は、様々な職員に電話をする日にちを決めて、ルールを守りながら電話をされていますが、やはり、私達が彼の困り感に気付けない場合は、電話をされているようです。
大切な事は、本人の困り感に気付けるよう、昨日と今日の違いに気付ける観察力が大切ではないかと思います。