理事長挨拶

そしあるとは

特定非営利活動法人
「サポートセンターそしある」

理事長 安藤 学

 梅花の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。かねてより当法人の活動をご支援いただき誠にありがとうございます。

 さて、この度、2月15日付けで藤原雅文理事長が一身上の都合により理事長を辞任することになりました。2月15日の理事会において、これをお受けし、理事の互選の結果、後任の理事長を安藤学が拝命することになりました。ここにご報告をさせていただく次第です。

 特定非営利活動法人サポートセンターそしあるは、平成12年よりレスパイトケア活動を、日本自閉症協会宮崎県支部(現宮崎県自閉症親の会)、宮崎県社会福祉事業団職員労働組合、宮崎医科大学ボランティアリーダーの三者による運営によって開始しました。平成13年4月にレスパイトホームの名称をサポートハウス「そしある」と名付け、平成13年4月25日より宮崎市天満町にてサービス事業を開始いたしました。

 平成15年には特定非営利活動法人格を取得し、平成16年4月より宮崎市天満町から同市瓜生野へ移転して事業を継続しました。その後、施設が手ざまになったこともあり平成24年12月に現在の糸原の地に移転し、平成25年より生活介護事業を開始して現在に至っております。

 そしてさらなる発展を考え、宮崎市佐土原町上田島への移転を模索してきました。これは特に前藤原理事長を中心に考えてきた「終の棲家構想」「第二の家族構想」をより現実化するための計画です。この計画においては幸い各方面の方々からご指導、ご尽力をいただくことができ、現在新築工事が進んでおり、平成29年4月1日までには竣工をすませ、移転を完了する計画であります。歴代3名の理事長の方々がそれぞれにご苦労を重ねながら事業を進めてこられ、そのご尽力がここに実りつつあることを理事会、職員一同は喜んでいるところであります。

 私はこれからもそしあるが大切にしてきた利用者一人ひとりに寄り添ったサービスを心がけ、利用者が毎日を楽しみにできる環境づくりに努めてまいります。あわせて、職員が働きやすく、やりがいがあり、職員の力を向上できるような職場環境づくりにも努めてまいります。また、利用者や職員の安全と安心を確保できるような防犯、防災対策にも力を入れ、近隣住民との交流や懇親にも取り組んでいきたいと思います。これらの山積の課題一つずつをクリアしながら、そしあるのさらなる発展に寄与していく覚悟です。
 若輩者でありますが、これまで同様ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。