第21回 通常総会のご報告

紫陽花の花が彩りを添える季節となりました。会員の皆様をはじめ、そしあるをご支援いただいている皆様に於かれましては益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、先日、標記の通常総会を開催しましたので、その結果をご報告させて頂きます。
記
1、 総会開催の期日と会場
期日:令和5年6月10日(土) 11時より
会場:サポートセンターそしある 食堂
議長:横堀 仁志様
2、 議題
1) 第1号議案:令和4年度事業報告
事業計画に沿って計画通り遂行されたと説明され承認された。
2) 第2号議案:令和4年度会計報告・監査報告
概ね当初予算通り執行された旨の報告がなされ、福島美香監事より監査の結果、予算は適切に執行されていた旨の報告がな
され(理事長代読)、会計報告は承認された。
3) 第3号議案:令和5年度事業計画
事業計画に沿って遂行されることで承認された。
4) 第4号議案:令和5年度予算
提案された予算書について質問などもなく承認された。
5)第5号議案:役員改選
原案通り、満場一致で承認された
以上、報告申し上げます。
※貸借対照表をそしあるのホームページに掲載しましたので、ご参照ください。
以上
第21回目の通常総会を無事終えることが出来ました。生活介護事業開始から10年が経過し、改めてそしあるの役割を認識すると共に我々に与えられた使命を全うしていきたい所存です。
近年はコロナウイルス感染症によって、様々な行動制限の中で利用者様も忍耐の3年となり、御家族にとっても先の見えない不安から、これまで経験した事のないような疲労感に包まれたのではないかと思われます。
一方でこの数年の中で衛生面の徹底など、これまで以上に注意し全職員で徹底していくという意識が芽生えてきた事は、コロナウイルス感染症から得た学びでもあり、どのような状況下でも利用者さんに喜んでいただけるような活動を工夫しなければならないという気付きに繋がり、大きな成果としてとらえることができました。
25名の利用者さんの中で23名の方が自閉症である事を考えると、他の事業所との違いは一目瞭然ですが、これが、サポートセンターそしあるの強みだと感じています。この強みを活かすためには、さらに職場内研修の実施や専門医師による研修や評価を受けながら、もっと頼られる法人として成長できればと考えています。
さらに今年度、37歳の若さで永眠された女性利用者さんについて、病気が発覚してからの対応をご家族の方々に説明をさせて頂きました。しかし、悔やんでいる事の一つとして病気が発覚する前にもっと早く対応できなかったとの反省もありました。今後は、彼らの行動に隠されている僅かな違いにも気付き、その気付きからいち早く行動できるような法人になれるよう努めたい。そして、我々が長年目指してきた終の棲家構想に向けて、背中を強く推して頂けたきっかけとなったことを感謝しお悔みを申し上げます。さらに彼女やその家族から得た様々な教訓を胸に、まだまだ未熟な組織をより強固にしながら同じ目的に向かうより良い集団作りに努めたいと思っております。
最後になりますが、サポートセンターそしあるは、法人設立から20年の節目を過ぎ、新たなステージへと進んでおります。これも、会員の皆様やこれまで携わって下さって多くの方々のご尽力の賜物だと思っております。その感謝を大切に持ち続け10年後さらに次のステージへ向かう為の土台作りを着実に進めて行ければと考えております。
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