平成26年度「会員総会」が行われました

2014年 07月 04日 07:52   
huji_ss3.jpgNPO法人
サポートセンターそしある
理事長 藤原 雅文

先日、平成26年度総会(平成26年5月21日)が行われ、理事長提出の議案がすべて承認されました。会員の皆様のご協力にこころから御礼を申し上げます。

昨年度4月から、新しく「生活介護事業」を開始しました。当初、利用者数の確保が心配されましたが、そしあるの方針や活動をご理解いただいき、徐々に利用者数を伸ばして、5月現在で、14人に達しました。

総会の席では、会員から、利用者数の増加はうれしいが、そのぶん職員への負担も増えるので、くれぐれも無理のないよう運営してほしいというご発言がありました。「職員負担の適正化」、「サービス水準の維持・向上」、「手ぜまにななりつつある施設」、などの課題を抱えていますが、この状況の解決のためには抜本的な対策を講じねばならないと考え、現在、理事会を中心に打開案を検討しているところです。

もうひとつ、ご報告しておくことがあります。それは、会員の会費納入のことです。今年度から会費は無料ということになりました。宮崎市の担当者から、市からの補助金は事業運営の補助金として出している。それとは別に利用者から会費を徴収することは利用料の重複徴収になるという指摘があったからです。会計上のこととして、ご指摘を受け止めました。

himawari3.jpgそしあるの会員会費は、もともとボランティア組織ですべてをまかなっていた時代からのもので、「有志の会」としての会費です。現在もそしあるの利用者以外の会員が多く含まれています。会員は、会員としてそしあるの運営を見守り、助言し、総会においても議案の決定に直接かかわる義務と権利をもっています。総会の席では、会費不要になると、その権利や義務やこれまでの絆が失われるのではないか、という危惧の声があがりました。

しかし、そしあるとしては今後も、「理事会」で議案をつくり、理事長がそれを「会員総会」にはかっていくという運営方針に変わりはありません。会員の義務も権利にも変更がないことを重ねてお伝えしておきます。

そして、そしあるが、家族の意思を尊重して「第二の家族」ともいえるような関係を構築していく姿勢と、これから目指す「終の棲家」としてもふさわしい施設の構築をめざすという姿勢に、変更はありません。利用者のサービスはどうあればよいかについて、常に考えていくのは会員以外にはありません。会費納入が不要になっても、会員として、これまで同様、またこれまで以上にそしあるの行方を見守り、運営にかかわり、会員同士の絆を強めていただくよう願っております。

   
※ 平成26年度 会員総会で議決された議案
 議長:横堀仁志さん

 第1号議案:平成25年度 事業報告 
 第2号議案:平成25年度 会計報告・監査報告
 第3号議案:平成26年度 事業計画
 第4号議案:平成26年度 予算案
 第5号議案:定款変更(会費無料化の件)
                        以上

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