施設長便り(1) 「謙虚さ」について 安藤 学

そしあるが利用者への支援を行うにあたって、職員間で共有している理念がいくつかあります。そのことを、5回にわけて発信します。今回は、「謙虚さ」についてです。
利用者は個性的で、まさに十人十色です。そして保護者も十人十色です。また、そしあるの職員も十人十色なのです。それぞれの個性をもった人たちがそしあるで出会うことになります。
衣食住をはじめとしてそれぞれに主張や好みがありますので、まず、お互いを理解し合うことから始めねばなりません。一見わがままなような言動も、謎のような行動も、元気のない行動も、元気すぎる行動も、これまでのことを聞いてみて初めてわかることがあります。聞いて見なければわからないことが多いのです。私たちが大切にしている事の一つに「利用者の主訴を掴むためには、見えているものだけではなく、その背景を探らなければ、間違った支援に繋がってしまう」という考えを持っています。言語で伝えることの難しい利用者に対して、起こっている行動だけで判断する事がないように、実践と評価を繰り返しながら専門性を伸ばしたいと思っています。
利用者の事を理解するために必要な事として、保護者の話をお聞きする態度も重要と考えています。そしあるの職員にも、その人独自の価値観があり、常識がありますが、お互いがそれを押しつけ合えば、話し合いは成立しません。そもそも「価値観」とか「常識」というものも、よくよく考えてみると、さほど根拠がない場合が多いのです。利用者や保護者の方々がもつ期待や不安や不満、やってほしい支援のことを、安心して話しあうためには、何よりも職員側の柔軟さと「謙虚な態度で傾聴する事」が不可欠です。
話し合いにおいては、そしある側にもご理解いただき、ご協力いただきたいこともありますので、お互いがどうあればよいかを先入観にこだわらず、温かく穏やかに話し合いたいのです。話し合ったことをしっかり実践に移していくことによって、相互の信頼関係が深まります。「謙虚さ」がそしあるでの活動をよりよいものに発展させていくと考えています。
利用者は個性的で、まさに十人十色です。そして保護者も十人十色です。また、そしあるの職員も十人十色なのです。それぞれの個性をもった人たちがそしあるで出会うことになります。
衣食住をはじめとしてそれぞれに主張や好みがありますので、まず、お互いを理解し合うことから始めねばなりません。一見わがままなような言動も、謎のような行動も、元気のない行動も、元気すぎる行動も、これまでのことを聞いてみて初めてわかることがあります。聞いて見なければわからないことが多いのです。私たちが大切にしている事の一つに「利用者の主訴を掴むためには、見えているものだけではなく、その背景を探らなければ、間違った支援に繋がってしまう」という考えを持っています。言語で伝えることの難しい利用者に対して、起こっている行動だけで判断する事がないように、実践と評価を繰り返しながら専門性を伸ばしたいと思っています。
利用者の事を理解するために必要な事として、保護者の話をお聞きする態度も重要と考えています。そしあるの職員にも、その人独自の価値観があり、常識がありますが、お互いがそれを押しつけ合えば、話し合いは成立しません。そもそも「価値観」とか「常識」というものも、よくよく考えてみると、さほど根拠がない場合が多いのです。利用者や保護者の方々がもつ期待や不安や不満、やってほしい支援のことを、安心して話しあうためには、何よりも職員側の柔軟さと「謙虚な態度で傾聴する事」が不可欠です。
話し合いにおいては、そしある側にもご理解いただき、ご協力いただきたいこともありますので、お互いがどうあればよいかを先入観にこだわらず、温かく穏やかに話し合いたいのです。話し合ったことをしっかり実践に移していくことによって、相互の信頼関係が深まります。「謙虚さ」がそしあるでの活動をよりよいものに発展させていくと考えています。
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